【テーマ変更でもう悩まない】サブドメインでテスト環境を作る方法を徹底解説します!

こんにちは。

 

本記事では「サブドメインでテスト環境を作る方法」を徹底解説していきます。

 

  • WordPressのテーマ変更をしたいけどサイトが崩れるのが怖くて変更できない・・・
  • サイトのデザインを色々といじって気軽にテストしたいなぁ・・・

 

本記事はこのような悩みを抱えている方に向けて書いています。

 

「テーマ変更の壁」

ブログを長いこと運営していれば「テーマ変更」の壁にぶち当たる人が多いのではないでしょうか?

 

僕は7年以上に渡ってWordPressを扱ってきたのですが、ブログ運営の途中で「テーマ変更をしたいなぁ・・・」と何度も思ったことがあります。

 

昨今では魅力的なWordPressのテーマが沢山出てきてますからね!

 

でもブログ運営途中で「テーマ変更」を行うと・・・

  • 「せっかく一生懸命更新してきた我が子とも思えるサイトが崩れてしまうのではないか?」

 

運用歴や記事数が多ければ多いほど「サイトが崩れてしまう恐怖」が湧き上がってきてなかなか気軽にテーマ変更をおこなうことができませんよね。

 

また僕は実際に自分では難しいと判断して業者に見積もりを依頼したこともありますが・・・かなり高額で気軽にできるものではないし「今のテーマで我慢するか・・・」と落胆したことがあります。

 

それでも諦めきれず・・・なにか方法はないかと模索した結果、今回解説する「サブドメインでテスト環境を作る方法」にたどり着きました。

 

今ではこの方法で「テーマ変更」や「デザインの変更テスト」などをバンバン行うことができるようになりましたよ!

 

本記事「サブドメインでテスト環境を作る方法」で余すことなく解説していますので、「テーマ変更」などに悩まれている方は是非試してみていただければと思います!

 

一緒に「テーマ変更の壁」を超えていきましょう!

 

「サブドメインでテスト環境を作る方法」の全体像

今回行う方法の全体図を軽く説明しておくと

ポイント

  1. サブドメインを作成する
  2. サブドメインのクロールインデックスを解除
  3. メインサイトから「All-in-One WP Migration(プラグイン)」を使ってデーターをサブドメインへ
  4. サブドメインでテーマ変更やデザインの変更を行う
  5. 完成後、再び「All-in-One WP Migration」を使って本サイトにデータコピー
  6. 本サイト公開

このような感じとなります。

 

聞き慣れない言葉もあると思いますので、パッと見ると「なんか難しそう・・・」と感じるかもしれませんが、やってみると『非常に簡単』です。

 

初心者の方でも絶対にできるように徹底的に解説していますので、安心してトライしてみてください!

 

それではいきましょう!

 

テストサイトの作り方

エックスサーバーで「サブドメイン」を作成する

まずはエックスサーバーにてテスト用サイトとなる「サブドメイン」を作成していきます。

 

 

エックスサーバーにログインしてください。

 

 

 

「サーバー管理」をクリック。

 

 

 

「サブドメイン設定」をクリック。

 

 

 

自分のサイトのドメイン名を確認し横の「選択する」をクリック。

 

 

 

①「サブドメイン設定追加」タブを選択。
②「設定対象ドメイン」を確認します。ここに表示されるのはメインサイトのURLとなります。
③サブドメイン名を決めていきます。ここはなんでも良いのですが今回は分かりやすいように「test1」に設定します。同じようにしていただければ問題ありません。
④ここも何でも良いです。今回は「テスト用1」と設定します。
⑤全て確認&入力したら「確認画面へ進む」をクリック。

 

 

 

間違いがなければ「追加する」をクリック。

 

 

 

「戻る」をクリック。

 

 

 

「反映待ち」という表示がでますので、反映されるまで待ちます。およそ1時間くらいで反映されるはずです。

 

 

 

反映されると「反映待ち」の表示が消えます。

 

ワードプレスのインストール設定

次に作成したサブドメインにWordPressをインストールしていきます。

 

 

「WordPress簡単インストール」をクリック。

 

 

 

①「WordPressインストール」タブを選択。
②サイトURLで先程作成したサブドメインを選択してください。
③ブログ名は何でも良いです。今回は「テスト用1」にします。
④サブドメインの「ユーザー名」と「パスワード」を設定してください。また後で使いますのでメモしておいてください!
⑤メールアドレスを入力。
⑥「確認画面へ進む」をクリック。

 

 

 

内容を確認したら「インストールする」をクリック。

 

これでWordPressのインストールは完了です。

 

サブドメインに「BASIC設定」を行う

続いてサブドメインに「BASIC設定」を行っていきます。

 

「BASIC設定」を行うことでサブドメインに検索クロールを読み込ませないようにすることができます。この設定を行っておくことでサイトの「重複判定」などのペナルティーをGoogleから受けないようにできるので必ず行ってください。

 

それでは「BASIC設定」設定を行っていきましょう!エックスサーバー管理画面から「アクセス制限」をクリック。

 

 

 

サイト名の横にある「選択する」をクリック。

 

 

 

サブドメインのURL欄の「ユーザー設定」をクリック。

 

 

 

サブドメインの「ユーザー名」と「パスワード」を入力し「確認画面へ進む」をクリック。

 

 

 

「追加する」をクリック。

 

 

 

ユーザーの追加が完了したら「フォルダ一覧に戻る」をクリック。

 

 

 

サブドメインのURL欄の「アクセス制限」を「ON」にし、右下の「設定する」をクリック。

 

 

 

これでサブドメインの「BASIC設定」は完了です!

 

メインサイトにてプラグインをインストールする

次はメインサイトにプラグインをインストールしていきます。

 

先程設定したテスト用のサブドメインではなく、自身がいつも運営しているメインサイトでの作業ですので間違えないようにしてください。

 

メインサイトの「プラグインを追加」➡プラグインの検索窓で「ALL-in-one」と入力すると「All-in-One WP Migrathion」というプラグインが検出されると思います。こちらをインストールしてください。

 

 

 

「有効化」をクリック。

 

 

 

先程インストールした「All-in-One WP Migrathion」ですが、デフォルトでは30MBまでのデータしかインポートできないという制限がかかっています。

 

これを解除するには2つの方法があります。

  • 容量を512MBまで解除・・・無料のプラグインを追加導入する
  • 容量を無制限まで解除・・・69ドル(約7000円)の有料プラグインを追加導入する

 

ですので自分のサイトの容量が「30MB~512MB以上の場合」は無料のプラグインを、「512MB以上の場合」は有料のプラグインを導入してください。

 

無料のプラグインを追加導入し512MBまで解除する方法

まずはこちらのサイトにアクセスし、「Basic」下部の「Download」をクリック。

 

 

 

ファイルを保存します。

 

 

 

プラグインを追加から「プラグインのアップロード」をクリック。

 

 

 

保存したファイルを「ドラッグアンドドロップ」します。

 

 

 

プラグインを有効化してください。

 

これでプラグインのインストールは完了です!

 

 

有料のプラグインを追加導入し無制限まで解除する方法

こちらのサイトにアクセスし、「Premium」下部の「Get started」をクリック。

 

 

 

「Starting from $69」をクリック。(プラグインの料金は日本円で約7000円程度です)

 

 

 

個人で使用する場合は「Personal」でOKですので「SELECT THIS PLAN」をクリック。

 

 

 

お支払いは「PayPal」または「クレジット/デビットカード」で行うことができますので、手続きを行ってください。

 

 

 

プラグインを購入しダウンロードしたら追加から「プラグインのアップロード」をクリック。

 

 

ZIPファイルを「ドラッグ・アンド・ドロップ」します。

 

 

 

ZIPファイルを設置できましたら「今すぐインストール」をクリック。

 

 

 

プラグインを有効化してください。

 

これでプラグインのインストールは完了です!

 

プラグインを使用して「サイトデータ」を保存する

続いてインストールしたプラグイン「All-in-One WP Migrathion」を使用してメインサイトのデーターをファイルとして保存していきます。

 

ちなみに「Migrathion」の読みは「マイグレーション」です!

 

プラグインを有効化しましたら管理画面左に「All-in-One WP Migrathion」が表示されるのでクリックし「エクスポート」をクリック。

 

 

 

「エクスポート先」をクリック。

 

 

 

「ファイル」をクリック。

 

 

 

ダウンロードが始まりますので完了したら「(サイト名)をダウンロード」をクリック。

 

 

 

「ファイルを保存する」➡「OK」

 

 

 

サイトデーターが入ったファイルが保存されました。

 

これでサイトデーターのダウンロードは完了です。

 

サブドメインにログインしプラグインをインストールする

今度はエックスサーバーに戻り、サブドメインにログインしていきます。

 

 

エックスサーバーにログインし「WordPress簡単インストール」をクリック。

 

 

 

 

サイト名の横にある「選択する」をクリック。

 

 

 

サブドメイン(テストサイト)の管理画面URLをクリックしてください。

 

 

 

アクセスするとこのようなポップアップが表示されることがあります。これはBASIC設定を行っているので「ユーザー名」と「パスワード」を入力しないとアクセスできない仕様となっています。この場合はサブドメインの設定の際に指定した「ユーザー名」「パスワード」を入力し「OK」を押してください。

 

 

 

WordPressのログイン画面が表示されましたら、同じくサブドメインの設定の際に指定した「ユーザー名」「パスワード」を入力し「ログイン」を押してください。

 

 

 

これでサブドメインにログインすることができました。

 

 

 

ログインしたらメインサイトと同じくサブドメインにも「All-in-One WP Migrathion」をインストールしていきましょう。

「プラグイン」をクリックします。

 

 

 

「プラグインを追加」➡プラグインの検索窓で「ALL-in-one」と入力すると「All-in-One WP Migrathion」というプラグインが検出されると思います。こちらをインストールしてください。

 

 

 

「有効化」をクリック。

 

 

こちらも初期の状態では「30MBまで」という制限がかかっていますので、自身のサイトのデーター容量が「30MB以上」ある場合は、そちらを解除していってください。

 

解除する方法は前述した「メインサイトにてプラグインをインストールする」にて解説しておりますのでそちらを参照してください。

 

サブドメインでメインサイトのデーターをインポートする

続いてサブドメインにメインサイトのデーターを読み込ませていきます。

 

管理画面の「All-in-One WP Migrathion」➡「インポート」をクリック。

 

 

 

 

先程メインサイトでダウンロードした「データーファイル」をインポート元にドラッグ&ドロップします。

 

 

 

すると読み込みが始まりますので終わるまでお待ち下さい。サイトデーターが大きいほど時間がかかります。

 

 

 

読み込みが終わったら「開始」をクリック。

 

 

 

「サイトをインポートしました」という表記が出たら「完了」をクリック。

 

 

 

続いて「ダッシュボード」をクリックします。

 

 

 

するとWordPressのログイン画面に移りますので「ユーザー名」「パスワード」を入力してログインしていきます。

ここでの「ユーザー名」「パスワード」はメインサイトの「ユーザー名」と「パスワード」を入力する必要があるので、メインサイトの「ユーザー名」「パスワード」を入力し「ログイン」してください。

この瞬間だけメインサイトの「ユーザー名」「パスワード」が必要になります。通常時はサブドメイン作成時に設定した「ユーザー名」「パスワード」でログインします。

 

 

 

ログインできましたら「サイトを表示」からサブドメインにメインサイトデーターが反映されているか確認してみましょう!

 

メインサイトのデータがサブドメインにきちんと反映されていますね。

 

テーマ変更やデザインの変更などを行ってみる

これでメインサイトのテスト環境の用意ができました。

 

ちなみに「BASIC設定」を行っているので、クローラーが回ってこないので「重複判定」なども受けませんよ!

 

このサブドメイン(テスト環境)にて「テーマの変更」を試してみたり色々と試したかったことを思う存分、設定してみてください。

 

「テーマの変更」を行うと間違いなくサイトが崩れますが色々と崩れたデザインや箇所などを修正してください。サブドメインでの作業ですので余裕を持って行うことができますね!

 

今回は、試しにサブドメインにてサイトのカラーを変更してみます。

 

このサブドメインにて設定したデータを今度はメインサイトに同じ要領でデーターを送っていきます。

 

ここでもう一度流れを見ておきましょう。(現在は④の位置です)

  1. サブドメインを作成する
  2. サブドメインのクロールインデックスを解除
  3. メインサイトから「All-in-One WP Migration(プラグイン)」を使ってデーターをサブドメインへ
  4. サブドメインでテーマ変更やデザインの変更を行う
  5. 完成後、再び「All-in-One WP Migration」を使って本サイトにデータコピー
  6. 本サイト公開

サイトをいじって完了したら⑤と⑥を行ってサブドメインのデーターをメインサイトに送っていきましょう!

 

それでは解説していきます。

 

All-in-One WP Migrationを使ってサブドメインのデータをダウンロードする

サブドメインのデーターをメインサイトに送っていきます。

 

 

サブドメインの管理画面から「All-in-One WP Migrathion」➡「エクスポート」をクリック。

 

 

 

「エクスポート先」をクリック。

 

 

 

「ファイル」をクリック。

 

 

読み込みが終わったら「(テストサイト名)をダウンロード」をクリック。

 

 

 

「ファイルを保存する」➡「OK」をクリック。

 

これでサブドメインのデーターをダウンロードすることができました。

 

メインサイトにサブドメインのデータをコピーする

最後にメインサイトで作業して終了です。

 

メインサイト管理画面の「All-in-One WP Migrathion」➡「インポート」をクリック。

 

 

 

先程ダウンロードしたサブドメインのデータファイルをドラッグ&ドロップします。

 

 

 

インポートが始まりますので終わるまで待ちます。

 

 

 

終わったら「開始」をクリックします。

 

 

 

「サイトをインポートしました」と表示されたら「完了」をクリック。

 

 

 

完了したら「サイトを表示」からメインサイトにサブドメインのデーターが反映されているか確認してみましょう!

 

変更した内容が問題なく反映されていますね。

 

サブドメイン(テストサイト)からデータをコピーしても、記事URLなどが変更されることはないのでSEO的にも全く問題はありません。

 

再度になりますがBASIC設定を行っているので重複判定なども受けることがありません。サブドメイン(テストサイト)はテストするのに本当に便利ですので、今後も使うことを見越して残しておいたほうが良いかなと思います。

 

ちなみにエックスサーバーであればサブドメインを無制限に追加することができます。

 

再度サブドメイン(テストサイト)にアクセスしたい場合

再度サブドメイン(テストサイト)にアクセスしたい場合は、エックスサーバーにログインし「WordPress簡単インストール」をクリック。

 

 

 

 

サイト名の横にある「選択する」をクリック。

 

 

 

サブドメイン(テストサイト)の管理画面URLをクリックしてください。

 

以上となります!

 

最後に

今回は、「【テーマ変更でもう悩まない】サブドメインでテスト環境を作る方法」を解説しました。

 

サブドメインでテスト環境を作ることによって簡単・気軽に「テーマ変更」「デザイン変更」ができるのではないでしょうか?

 

ちなみにサブドメイン(テスト環境)で「プラグイン」を導入し、メインサイトにデーターをインポートした場合でも、きちんとメインサイトに「プラグイン」が反映されることになります。

 

テスト環境はとても重宝するので、WordPress運用にぜひぜひご活用してください!

 

お疲れさまでした。

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